教育改革
自民党の下村博文氏の自叙伝を読んだときは正直ショッキングだった。
日本の政治家に対するイメージをがらりと変える一人になったからだ。
政治家なんて、大抵親も政治家で、そうでなくても幼いころにいい教育を受け、いい大学に進み、そして政治家秘書を経て自身も政治家になる。
こういうルートを通ってくるのが大半だと思っていた。
下村博文氏が特に力を入れているのが教育だ。
近年アクティブラーニングが重要だと声が上がっているが、下村氏はずいぶん前からこのことについて言及している。
自分から学びを深める欲求を育てることこそ真の教育だ。
実は、下村氏の生い立ちに秘密があるようだ。
9歳の時に父親を交通事故でなく、奨学金を得て大学に進学した。
相当に苦学したようだが、彼は学べることの贅沢さを
だれよりも理解している政治家でもある。
下村博文議員の考える教育環境と教育システムの改革は今の受動体質を大きく変え考え行動できる子供たちの育成に貢献していくと思う。